STR$


 [機能] 数値データを文字列データに変換して返します。

 [書式] STR$(n)

 [例]
    d=128
    a$=str$(d)+" dollar"
    print a$
    128 dollar


  LEN


 [機能] 文字列の文字数を返します。

 [書式] LEN(文字列)

 [例]
    print len("ABCDEFG")
     7



  INSTR


 [機能] 文字列1から文字列2を検索し見つかった位置を返します。

 [書式] INSTR([n,] 文字列1,文字列2)

 [説明]
  n : 検索開始位置(省略時は最初から)
  見つからなければ0を返します。

 [例]
    print instr("abc12def12ghy","12")
     4
    print instr(5,"abc12def12ghy","12")
     9



  MID$    (関数)


 [機能] 文字列の指定位置から指定数の文字を取り出して返します。

 [書式] MID$(文字列,数値1,数値2)

 [説明]
  文字列の<数値1>文字目から<数値2>の文字数取り出した文字列。

 [例]
    print mid$("ABCDEFGH",3,2)
    CD



  MID$    (命令)


 [機能] 文字列の一部を置き換えます。

 [書式] MID$(変数,数値1,数値2)=文字列

 [説明]
  文字変数の<数値1>番目の位置から<数値2>文字分を文字列の<数値2>文字分で置き換えます。

 [例]
    a$="ABCDEFGH"
    mid$(a$,3,2)="12"
    print a$
    AB12EFGH


  LEFT$


 [機能] 文字列の左から指定数の文字を取り出して返します。

 [書式] LEFT$(文字列,数値)

 [例]
    print left$("ABCDEFGH",4)
    ABCD



  RIGHT$


 [機能] 文字列の右から指定数の文字を取り出して返します。

 [書式] RIGHT$(文字列,数値)

 [例]
    print right$("ABCDEFGH",4)
    EFGH



  ASC


 [機能] 文字のAsciiコード値を返します。

 [書式] ASC(文字)

 [例]
    print asc("a")
    97



  CHR$


 [機能] Asciiコード値から1文字を得ます。

 [書式] CHR$(n)

 [説明]
  PRINT文を使って文字だけでなくコントロールコードの出力も可能です。

 [例]
    print chr$(98)
    b



  STRING$


 [機能] 指定の文字を指定の文字数だけ連結した文字列を返します。

 [書式] STRING$(数値,文字列)

 [例]
    print string$(5,"A")
    AAAAA



  SPACE$


 [機能] 数値nで指定した数だけ空白文字(スペース)を返します。

 [書式] SPACE$(数値)

 [例]
    a$="AB"+space$(4)+"CD"
    print a$
    AB    CD



  SPC


 [機能] 文字出力の命令において数値nで指定した数だけ空白文字(スペース)を出力します。

 [書式] SPC(n)

 [説明]
  数値nが現在の水平表示桁数より大きい場合は数値nをその桁数で割った余りの値になります。

 [例]
    print "AB";spc(4);"CD"
    AB    CD



  TAB


 [機能] 文字出力の命令において数値nで指定した位置まで空白文字(スペース)を出力します。

 [書式] TAB(数値)

 [説明]
  数値nが現在の水平表示桁数より大きい場合は数値nをその桁数で割った余りの値になります。
  指定位置がカーソルX位置より小さい場合は改行されて次の行での出力になります。

 [例]
    print "AB";tab(4);"CD"
    AB  CD



  REP$


 [機能] 文字列1の中の文字列2を文字列3で置き換えた文字列を返します。

 [書式] REP$(文字列1,文字列2,文字列3)

 [例]
    print rep$("abcdef123def","def","Qwerty")
    abcQwerty123Qwerty

  UCASE$


 [機能] 文字列を大文字に変換して返します。

 [書式] UCASE$(文字列)

 [例]
    print ucase$("abcdefg")
    ABCDEFG



  CHCNT


 [機能] 文字列の中に指定文字が何個含まれているかを返します。

 [書式] CHCNT("string","1char"[,n])

 [説明]
  nを指定した時は"文字"がn回目に出現した時の文字の位置を返します。
  左端が1となります。1文字もない時は0を返します。
  nが0の時は省略時と同じで個数を返します。

 [例]
    10 s$="ABC5DE5FGHI5JK"
    20 print chcnt(s$,"5")
    30 print chcnt(s$,"5",2)
     3
     7


  AKCNV$


 [機能] 半角文字を全角文字に変換して返します。

 [書式] AKCNV$(文字列)

 [例]
    print akcnv$("!#$123ABCアイウ")
    !#$123ABCアイウ


  KACNV$


 [機能] 全角文字を半角文字に変換して返します。

 [書式] KACNV$(文字列)

 [例]
    print akcnv$("!#$123ABCアイウ")
    !#$123ABCアイウ



  INET$


 [機能] ネット上の指定アドレスのWebサイトから表示テキストを取得します。

 [書式] INET$("http://~" [ ,"encode" ] )

 [説明]
  インターネットから文字情報を取得します。
  正常に取得できるテキストはスクリプトの加工が入らない html のページです。
  エンコードは省略すると"UTF-8"が指定されます。
  日本語のページの場合は他に"Shift_JIS"、"EUC-JP"、"ISO-2022-JP"等を指定します。

 [例]
    a$=inet$("http://www.xxx123.co.jp/","Shift_JIS")